ロケットストーブで室内暖房を考えた時に、真っ先に頭の中に浮かんでくるのがベンチタイプのロケットストーブ(Rocket mass heater)です。
このタイプのロケットストーブは、燃焼したガスが通る煙道を土で固めたベンチの中に配置することによって、大きな熱容量を持つ蓄熱体を作ります。
夜間はその暖められたベンチに蓄えられた熱を使い、朝まで家中をぽかぽかに暖められるというのが特徴の優れものです。
このタイプのロケットストーブについていろいろ調べてみると、日本でも自分でこのタイプのロケットストーブを作って運用している人が何人かいたので、私も最初はこのタイプのロケットストーブを検討していました。
ですが、最終的に私は”泣く泣く”このベンチタイプのロケットストーブの製作を断念するに至りました。
一体なぜか?
そこで今回は、私がベンチタイプのロケットストーブの製作を断念した4つの理由について詳しくお話していきます。