ロケットストーブを室内暖房として使うときの10つのポイント

【ポイント4】室内に設置した煙突の継ぎ目を塞ぐ

ロケットストーブの煙が室内に漏れ出さないように耐熱アルミテープで塞ぐ

ロケットストーブは一般的な薪ストーブと違って、ロケットストーブ本体のヒートライザー(U字溝にパーライト充填した垂直部)で煙を強力に押し出す力を生み出しています。

ですから、普段はほとんど無いのですが、設置状況や運転条件によっては稀に煙突の隙間から煙が漏れ出る場合があります。

室内に煙が漏れ出すのを防ぐために、耐熱アルミテープなどを使って煙突の隙間を塞いでおいたほうが良いでしょう。

【ポイント5】高温な配管はU字溝で保護

室内暖房用のロケットストーブの設置後

ロケットストーブの内部では、薪が400~500℃の高温で燃えています。

小さなお子さんがいる家庭では、火傷に対する配慮が必要です。

今回紹介しているロケットストーブは、U字溝とパーライトを使って燃焼室の周りを覆っているので、普通に使っていればロケットストーブ本体の温度は高いところでも、約100~130℃程度。

>>低めの表面温度を実現した自作薪ストーブと子供が火傷しない工夫

更にロケットストーブの周りに柵を設置しておけば、ロケットストーブに触れることもなくなります。

万が一、子供が何らかの原因でロケットストーブの本体に触れたとしても、この温度帯(約100~130℃)だと大火傷という感じにはならないでしょう。

一般的な薪ストーブの場合の炉壁温度は200~250℃ということですから、それと比べると安全なものに仕上がっています。

ただ、柵で覆われていない本体上部の煙突部は200℃ぐらいになっているので、大人は注意が必要です。

【ポイント6】壁面貫通部を使って外気を暖めながら室内へ導入

一般的な薪ストーブと同じように、ロケットストーブも室内の外気を吸い込むことで燃焼室内に酸素を送り込み、薪を燃焼させています。

最近の断熱気密の整った家の場合、隙間風が室内にあまり入ってこないので、ロケットストーブがうまく空気を吸い込めず、燃焼が安定しない場合があります。

もちろん、窓などを少し開けておけばいいのですが、それだと窓の付近は若干室温が下がってしまいます。

そこで、我が家では煙突(Φ150)が壁を貫通している部分に、もう一つ太めの煙突(Φ150)を重ねて設置する事により、外気を暖めながら室内に導入しています。

煙突の熱を利用して外気を暖め室内に排出する第三種換気(室内側)

煙突の熱を利用して外気を暖め室内に排出する第三種換気(室外側)

こうすることによって、薪ストーブの弱点だった外気導入による室内空気温度の低下を解消する事が出来ます。

ただし、一般的な鋳物の薪ストーブの場合は、ドラフトの減少と煙突火災の誘発の原因となりますので、この手法を使わないでくださいね。

>>薪ストーブのデメリットだった煙突火災を防ぐための5つのポイント

【ポイント7】煙突や本体を壁から離して設置

一般的な暖房器具と違って、ロケットストーブは本体や煙突が高温になります。

壁面ギリギリに設置すると、その熱で壁のクロスが変色したり、最悪の場合、火事になることも想定されます。

消防法では、「金属製又は石綿製煙突は、木材その他の可燃材料から十五センチメートル以上離して設けること。」とありますので、最低でもそれぐらいの隙間を空けて設置していきましょう。

薪ストーブ関連の法令はこちらを参考にしてください。

>>薪・ペレットストーブの規制について(能美広域事務組合消防本部)

続いては、ロケットストーブを室内暖房として使うときのポイント8~10についてお話していきます。

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