ステンレス煙突 ふた付L曲Φ100(単価839×1)
ステンレス煙突L曲は、薪を燃焼させる燃焼室に使用しています。
私の地域(三重県)ではそこまで大きな暖房の力を必要としないため、少し小さめの内径のΦ100を選定しました。
当初はこのL曲だけで燃焼室を構成していましたが、現在は下のようなΦ100のスパイラルダクトY管(単価1500円)も追加して使っています。
ちなみに、先日問合せで、このスパイラルダクトのY管をどうやって手に入れたのかという質問がありました。
このY管はネットなどで購入すると高くつくので、大型ホームセンターの資材コーナー(工事業者や大工さんなどが部材を購入する場所)に行ってみると良いでしょう。
資材館の中の空調設備コーナー(スパイラルダクトなどが置かれているところ)に行けば、こんな感じでY管が1000~2000円程度で販売されていますよ。
ステンレス煙突 直筒Φ100、長さ1000mm(単価805円×1)
燃焼室上部の煙突に使います。
この部分には二重断熱の煙突ではなく、このようなシングル煙突を使いましょう。
ステンレス煙突 エビ曲Φ100(単価586円×1)
ステンレス煙突の直筒とL曲の接続に使います。
丸型レジスター Φ100(単価950円)×1、Φ75(単価808円)×1
ロケットストーブの空気吸入口に取り付け、空気の流量を調節するために使います。
今回紹介している石釜付きロケットストーブでは上側Φ75、下側Φ100を使用しています。
このレジスターについても、先ほどのY管と同様、大型ホームセンターの空調資材が置かれているコーナーで購入することができます。
U字溝150(単価1598円×2)
ロケットストーブの本体として、コンクリート製のU字溝(15cm)を使います。
ドラム缶やペール缶などを利用している人も多いようですが、今回は室内に置くため、デザイン的にかっこよく、かつ、蓄熱性の高いU字溝を選びました。
ホームセンターなどで一本あたり約1600円で購入でき、今回は2本使います。
U字溝のフタ(単価1007円×1)
U字溝のフタはU字溝とセットで使いますので、15cm用を購入してください。
アルミダクト Φ125(800円、1m)×1
燃料投入口&燃焼室を断熱するための部材として使います。
1m程度あれば十分です。
耐火レンガ(単価204円×10)
耐火煉瓦はU字溝やステンレス煙突の隙間を塞ぐために使うので、長辺が17~18cmのものを選びましょう。
パーライト30L(単価713円×1)
パーライトは、耐火モルタルと一緒にロケットストーブ本体の中に充填し、断熱と耐久性を高めるために使います。
ホームセンターの園芸コーナーなどで購入できます。
耐火モルタル2kg(単価474円×4)
耐火モルタルは、パーライト混ぜてロケットストーブ本体の中に充填し、断熱と耐久性を高めるために使います。
ホームセンターのセメントコーナーなどで購入できます。
スチールウールたわし(約10個で100円×2)
スチールウールはU字溝とL曲の隙間からパーライトが出てこないようにするために使用します。
100円均一などで購入することができます。
小さなコンクリートブロック(50個で600円)
コンクリートブロックはU字溝とステンレス煙突の隙間を埋めるために使います。
使いやすい一辺が約50mmのものを購入しましょう。
最後に一言
今回は、室内暖房で活躍するDIYロケットストーブ本体の材料についてお話しました。
室内暖房用ということで少し高価な材料を使っていますが、近くのホームセンターなどで売っている材料を使って、たった1万円強でロケットストーブ本体の材料が揃います。
ただ、室内にロケットストーブの本体を設置する場合、そこから室外へ煙を排出するための煙突を設置しなければならないので、その分の煙突の費用は別途必要になりますので、煙突に関してはあなたのご家庭の状況に応じて必要な部材を購入してくださいね。
それでは!