【完全保存版】自作ロケットストーブの原理と構造を徹底解説

室内熱交換部

ロケットストーブの煙が室内に漏れ出さないように耐熱アルミテープで塞ぐ

室内熱交換部は、ロケットストーブ本体から出てくる高温の排気ガスを複数に分岐したシングル煙突に流し込むことによって、そこから熱を取り出し、室内の空気を暖める部位になっています。

一般的な薪ストーブでこのような事をしてしまうと、必要な排気力が生まれないため、薪ストーブの中に空気が流れこまなくなり、薪ストーブ内部の火が消えてしまいます。

ですが、ロケットストーブの場合は、先ほど説明したヒートライザーが強力な排気力を生み出しているため、冷えてしまった燃焼ガスをどんどん室外に押し出してくれます。

なるべく排気ガスが室内側の煙突内部に残るように、煙突を分岐させ、内部を流れる煙の流速を遅くするような配管にしてあります。

ただし、部屋が吹き抜けで、曲がりの少ない十分な長さの煙突を室内に確保する事が出来るような場合は、わざわざこのような複雑な配管をする必要はありません。

ちなみに現在では、室内側の煙突はこのような感じに改良されています。

排熱を効果的に利用するため室内側の煙突を延長し、かつ輻射熱を効率よく利用するため黒色の耐熱ペイントを施工しています。

ただし、室内側の煙突の長さはこれ以上伸ばしてしまうと、煙突の内部に発生する木窄液が壁貫通部分付近の煙突のつなぎ目から出てきてしまいます。

出典)自作薪ストーブ(ロケットストーブ)のメリットとデメリットのまとめ

ですので、室内側の煙突は木酢液の発生する温度帯(煙突の外表面温度が50~70度以下)を目処に、その温度以下にならない程度の長さにすることが要求されます。

室外煙突部

煙がほとんど出ないロケットストーブ

ロケットストーブの室外煙突部は、燃焼ガスを室外に排出するための部位です。

ロケットストーブは燃焼温度が高いため、安定燃焼中は煙が無色透明に近いのが特徴ですが、全く煙が出ないというわけではありません。

薪に火をつけた直後は白い色の煙が少し出ますし、においに関してはしっかりと薪が燃えるにおいがします。

ですから近所迷惑にならないように、できれば屋根の上のほうまで煙突を立ち上げて、煙が下に降りて来ないようにした方が良いと思います。

また、煙突の先には専用のパーツを取り付けて、煙突の内部に直接雨水が入ってこないようにしておきましょう。

最後に一言

自作ロケットストーブの構造

今回は、室内暖房に使える自作ロケットストーブの構造とその具体的な構造について解説しました。

構造が簡単で、あまりコストをかけずに、ホームセンターに売っている部材で室内暖房にも使えるロケットストーブを作ることが出来るのが、この自作薪ストーブの特徴です。

薪ストーブを自作してみたいと思っている人は、このロケットストーブも選択肢のうちの一つとしてみてはいかがですか?

ロケットストーブの具体的な作り方は、こちらの記事で紹介しています。

>>シンプルな室内暖房用のDIYロケットストーブ本体の具体的な作り方

それでは!

スポンサーリンク

表示中の記事: 5 / 5ページ中

スポンサーリンク